ニャーナラトー長老 法話の記録 安養寺みんなの仏教 

ニャーナラトー長老から教わったこと   

ニャーナラトー長老から教わったこと   

 第九回初期仏教勉強会を迎える前に、これまで七回の講話で、ニャーナラトー長老から教わったことの概略を、★キーワードでまとめてみました。★ラーカータオカン=等価値 私たちは常々、善いことと悪いことなど、二極の対立構造でものごとを見ます。こころの静寂を善として、混濁を悪とするなど。しかし、これらを等価値と見る見方があります。冥想熟練のカギになります。そもそも、何であれ対象に価値を入れることは、「慢」māna...

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NHK 心の軌 日本人比丘に聞く  英国アマラワティ僧院副僧院長 アチャン・ニャーナラトー師

NHK 心の軌 日本人比丘に聞く  英国アマラワティ僧院副僧院長 アチャン・ニャーナラトー師

ナレーター: 今、イギリスで現代の人々の不安を受け止め、ブッダの時代の教えを守るテーラワーダ仏教を教える日本人比丘がいます。アチャン・ニャーナラトー師、五十七歳です。「死すべき存在である人間に、人生に一体何の価値があるのか」。ニャーナラトーさんは、二十歳の頃にそう自分に問い、東京大学の医学部を卒業後、インドに渡り、タイで出家しました。西暦二千年にタイのお寺の分院であるイギリス・ロンドン郊外の僧院に...

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第七回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 4月8日 レポート 吉水秀樹

第七回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 4月8日 レポート 吉水秀樹

Loka pāla dhamma 『世間・守護・法』ということで法話がはじまりました。一言でいうと、「悪いことをしない」です。以前は、この「悪いことをしない」がどれほど大切な道徳であるかなど知る由もありませんでした。私は道徳を「善いことをしなさい」という教えだと甚だしい勘違いをして、道徳はうさん臭いと思い込んで、けっきょく不道徳な生き方をしていて罰が当たりました。 世間守護法とは、イティヴッタカ『如是語経』に説か...

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第六回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 2月28日 レポート続編

第六回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 2月28日 レポート続編

今回の勉強会は、「縁起」が主題で十二縁起の概略の説明がありました。あとあと師の言葉を理解しようと考察した時、「こころとは何か?」という、大きな問題が浮かびました。とても基本的なことなのですが、この「こころ」をどのようにとらえているか? と言う問題は、ブッダの教えをどのように理解しているのか? という大問題になります。スマナサーラ長老も仰ったように、仏教はすなわち「こころの科学」だからです。私は勉強...

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第六回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 2月28日 於: 安養寺 レポート吉水秀樹

第六回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 2月28日 於: 安養寺 レポート吉水秀樹

主題『縁起と輪廻』を聴いて、考えたこと、学んだこと   吉水秀樹基調法話のテーマは「縁起」でした。十二支縁起がぐるりと廻ることを流転(輪廻)とも言えるので、もう一つのテーマは「輪廻」です。輪廻というと、過去生や来世などがからんで、迷信ぽいと思われたり、わからないことを断定して人をしばる宗教の悪い面を連想して、敬遠されやすいテーマでもあります。「輪廻」は、パーリ語でsaṃsāraサムサーラといいます。そも...

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第〇回 初期仏教勉強会 2016年 平成28年 10月2日 於: 安養寺 レポート吉水秀樹

第〇回 初期仏教勉強会 2016年 平成28年 10月2日 於: 安養寺 レポート吉水秀樹

 お釈迦さまにはいろいろな呼び名がありますが、釈迦牟尼如来・釈迦牟尼仏などとも呼びます。牟尼はパーリ語のムニmuniの音写です。漢訳では「寂黙・沈黙・黙者・賢聖」などで、意味は静かに冥想のなかにあり、ものを言わないことです。ですから、ブッダは「沈黙の聖者」と呼ばれています。もともと仏教はいわゆる宣教活動はしません、布教という言葉はありますが、見解の押し売りはせずに、訪ね求めてきた人に法を説くという立場...

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第八回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 10月13日 於: 安養寺  レポート 吉水秀樹

第八回 初期仏教勉強会 2018年 平成30年 10月13日 於: 安養寺  レポート 吉水秀樹

《 その一 法話編 》 ニャーナラトー師の法話は、ある女性の質問に答えるかたちではじまりました。その女性はごく最近、伴侶を亡くされました。残された自分の人生、生老病死とどのように向き合って生きてゆくべきなのか、という質問です。 師が最初に話された言葉は、パーリ語のサムヴェーガsaṃvega でした。サムヴェーガは、直訳では「怖れおののくこと」です。英語では、a sence of urgency です。つまり、人生で生老病死に...

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第五回 初期仏教勉強会 2017年 平成29年 9月28日 於 安養寺本堂

 その一 基調法話編 吉水秀樹 ニャーナラトー師の基調法話は『輪廻の危険を見る者』についてでした。このテーマが選ばれた経緯は、師の口から以前聞いた「輪廻の危険を見る者」という言葉が気になり、その後いく度となく冥想中に私の脳裏を過り、そのことについて事前に会話したことがきっかけです。 パーリ語で出家者のことをbhikkhuと言います。漢訳では比丘となります。ニャーナラトー師は比丘です。比丘の意味は二つあり...

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第四回 初期仏教勉強会 2017年 平成29年 7月17日 於:安養寺本堂

第四回初期仏教勉強会レポート                     吉水秀樹 最初にニャーナラトー師から一時間の講話を頂きました。内容は『三学』についてです。まずは私の言葉で三学を簡単に説明します。三学とは、「戒・定・慧」の三つの学びのことです。大乗仏教でも初期仏教でも、仏教を学ぶということは、この三つを学ぶことであるとされています。 「戒」sīlaとは、「道徳」のことです。仏教に入門したら、まず生...

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第一回 初期仏教勉強会 2017年 平成29年 3月22日(水) 於 安養寺本堂レポート 吉水秀樹

アチャン・ニャーナラトー師を迎えて第一回の「初期仏教勉強会」を開催しました。その内容を私の受けた印象から考察してレポートします。本人の言葉ではありませんので、ご理解の上お読みください。 ★比丘の二つの意味比丘はパーリ語では、”bhikkhu”と言います。パーリ語の辞書には、その意味として、「比丘・苾芻・乞者・乞食者…」とあります。比丘と苾芻はパーリ語そのままの音写です。ニャーナラトー師は、比丘という言葉の意...

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